“近年では、海外のSamsung、OPPO、Xiaomi、Huaweiのような大手を見習って、「国産スマホ」と呼ばれる日本独自のモデルも安くなってきました。そのため今では、国産スマホは安い・・・といわれていますが、「Rakuten Hand 5G」のような前例もあるので、すべてが必ず安いわけではないことを知っておきましょう。
そもそも、国産スマホが安いケースというのは2種類あって、1つは「キャンペーン適用時に安い」、もう1つは「コストパフォーマンスが高いスマートフォン」として開発されているケースです。ですが、Rakuten Hand 5Gはこれらに該当しないので、安いスマートフォンについて知っていると、そこまでRakuten Hand 5Gをオススメすることができません。
Rakuten Hand 5Gの詳細スペックですが、「発売日が2022年2月14日、カラーはブラック、ホワイト、クリムゾンレッド、RAMは4GB、ROMは128GB、サイズは138×63×9.5mm、ディスプレイサイズは5.1インチ 720×1,520(AMOLED)」となります。ROMはサイズが多めとなっているため「お得なように感じる」かもしれません。ですが、今では格安SIMフリースマホと呼ばれるモデルでも同様のサイズとなっていますし、人によっては128GBも利用することがありません。
Rakuten Hand 5Gはサイズが小さめでコンパクトボディのスマートフォンなのですが、ディスプレイサイズについては一般的なスマートフォンよりも1インチも小さいため、これでは画面が見づらいと感じるかもしれません。現代のトレンドは、6~6.7インチのディスプレイサイズが目立ちますので、一般的なスマートフォンよりもおとるものを購入したくない場合は、Rakuten Hand 5Gはさけたほうが無難でしょう。
そのほかのRakuten Hand 5Gのスペックですが、「カメラ性能がメイン:6,400万画素、インカメラ:1,600万画素、防水防塵機能あり、おサイフケータイ機能あり、ハイレゾ対応、バッテリー容量は2,630mAh」となりますが、今では格安SIMフリースマホと呼ばれるモデルよりもスペックでおとっているところが多いため、カメラ性能がよく、ほかのスマートフォンよりもちょっと高いモデルでも我慢できる・・・という人以外には、Rakuten Hand 5Gをオススメできません。
そのほかにも、ほかのスマートフォンよりもおとっているところがあり、たとえば、「Rakuten Hand 5Gはキャンペーン適用で2万円を切る価格」というのはそこまですごくありません。というのも、Rakuten Hand 5Gと同様のスペックであれば、海外のスマートフォンでは1万円を切る、もしくは本体価格が0円のものがありふれているからです。”Samsung Galaxy S23